着物
KIMONO
白無垢・色打掛・引振袖から
お好きな衣裳をお選びください。
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本唐織 百寿 〆切吉祥花扇文
色打掛 -
川島織物 松梅
白無垢 -
手刺繍 瑞花扇
白無垢 -
唐織 七宝桐文
白無垢 -
川島織物 朱赤 三友盛祥文
色打掛 -
真朱 扇面花車
色打掛 -
薄縹 花丸熨斗文
色打掛 -
薄香色 花籠吉祥文
引振袖 -
黒 松寿藤花文
引振袖 -
利久紋付
紋付袴 -
黒曜紋付羽織袴
紋付袴 -
緑刺子紋付袴 緑ぼかし銀縦錦華
紋付袴 -
白 百花裂取紋(赤裏)
白無垢 -
朱赤 吉祥檜扇の舞
色打掛 -
赤 百花華まり
色打掛 -
若竹ぼかし 四季花集雅の宴
色打掛 -
手刺繍 浅黄 四季の響宴
色打掛 -
本唐織 能衣草木花丸茶袋文
色打掛 -
吉祥格天井錦繍絵文様
色打掛 -
黒 絞り桜花吉祥文様
色打掛 -
黒 手刺繍熨斗麗華寿文
色打掛 -
本唐織 葛家草花文
色打掛 -
本唐織 クリーム/紺 葛家草花文
色打掛 -
本唐織 鬘帯露芝春秋錦文
色打掛 -
本唐織 松竹梅飛翔文
色打掛 -
本唐織 青藍唐草桐笹文
色打掛 -
緑 百花裂取紋
色打掛 -
赤 翔鶴庭園文
色打掛 -
牡丹裂取華紋
色打掛 -
淡紅藤ぼかし 四季花集雅の宴
色打掛 -
川島織物 白 飛鶴瑞雲文
色打掛 -
桐竹鳳凰 桐竹鳳凰
色打掛 -
黒地 裂取華紋
色打掛 -
〆切松竹梅花菱文
色打掛 -
茶枝垂桜花車文
色打掛
本唐織 百寿 〆切吉祥花扇文
儚げな桜色と生成りの〆切に末広がりの人生を願って織り出した優雅な扇文様と、三十三色の草木染の色糸であふれんばかりに彩られた四季花が薫り立つ奥ゆかしい色打掛。 金濃淡で表現された流麗な組紐と地色の〆切を寸分狂わず織り進めるために、制作には4ヶ月以上の歳月をかけました。 TAKAMI BRIDAL(タカミブライダル)創業100周年を記念し創りあげた、卓越した伝統の手技が奏でる機械織では決して叶わない、手織りならではの風合い、美しさを存分に感じられる逸品です。
川島織物 松梅
川島織物とTAKAMI BRIDAL(タカミブライダル)が手掛ける初のオリジナル白無垢。 独自に精練された最高ランクの絹糸で織りあげ、筆勢を活かした瑞々しい絵画のような仕上がりです。 忍耐力や生命力を意味する松梅文様の凛とした白無垢は、幸せを纏うように装う...白の輝きが美しい逸品です。
手刺繍 瑞花扇
雅やかな扇面に、大輪の牡丹が咲き誇る様を立体感に富む数種類の縫いの技法を組み合わせ、華麗に表現。 優しく包み込む柔らかな風合いが特徴の梨地に、繊細な細糸で縫い上げた平刺繍の光沢が独特の艶を生み、趣きの異なる深みを漂わせます。 一年の歳月をかけ、ダイナミックな構図を一人の職人が手掛ける手刺繍の白無垢です。
唐織 七宝桐文
文様を浮き立たせた艶やかな存在感の唐織は古くから能装束に用いられた技法です。 大小の変化をつけた針綴じで表現された桐や四季花と、柄ゆきを奥に控える伏せを巧みに使い分けた地紋の七宝が、心地よく響きあいます。 永遠に続く幸せの願いを込めた七宝に、多彩な表情の四季折々の花を織り出した雪輪の白無垢は、幸福感に満ちあふれます。 皇室の紋とされてきた高貴な桐文様の品格が一体となり、格調高い美しさが薫り立つ逸品です。
川島織物 朱赤 三友盛祥文
川島織物とTAKAMI BRIDAL(タカミブライダル)が手掛けるオリジナル色打掛。 一点の曇りもない輝く太陽の色といえる、朱色の地色を際立たせる彩り鮮やかな15色の緯糸で、川島織物ならではの大胆な構図を丁寧に織り上げました。 言葉や目に見えない繋がり、縁を紡いでいく...そんな願いを込めて製作した逸品です。
真朱 扇面花車
混じり物のない自然のままの朱色を意味する「真朱(まそほ)」に、斜め取りの直線、端正な割付文様が特徴となる図柄の調和が美しい色打掛です。 規則的に繰り返される色金糸や金箔・色箔・ラメ箔を巧みに配し、奥深い繊細さと豪華さを演出します。 柔らかなグラデーションで華麗に咲き誇る大輪の牡丹は縁取りを施し、活き活きとした息吹を感じます。 古典的な文様と伝統的な配色に鶸色が効き色となり、可憐さと艶やかさが共存する色打掛は年代を問わず永遠に愛される逸品です。
薄縹 花丸熨斗文
はんなりとした薄縹色に濃淡をつけた山吹色の牡丹が咲き誇る清々しい色打掛。 端正で品格のあるサヤ型・麻の葉繋ぎ・有職文様として愛される亀甲文様を細やかに織り上げ、明るい兆しが差し込むような煌めく金糸で繊細かつ伸びやかな熨斗を配しました。 綴じの方法を違えることで表情に奥行きをつけた色鮮やかな大輪の牡丹、淡色の桜、乳白色の鉄線が涼やかな薄縹色と相まって春の空気まで織り込まれた柔らかさに包まれます。 橙色のふきが若々しく生命力に満ち溢れ、現代を生きる花嫁様にふさわしい逸品です。
薄香色 花籠吉祥文
手描友禅の彩色で仕上げた花熨斗文と薬玉が花嫁様の初々しさを際立たせる可憐な引振袖。 高貴な紫や青竹色、花色の挿し色や紐の蝶結び・桔梗をかたどった飾り結びが愛らしさを添えます。 古典文様に、ブーケをおもわせる薬玉や花束のような花熨斗の可愛らしさは、小物づかいでモダンな印象にもなり、花嫁様の個性で装っていただけます。
黒 松寿藤花文
まるで一枚の絵画のように、艶やかで芳しい四季の花々を壮大に描いた大変贅沢な引振袖です。 子孫繁栄の願いが込められた藤をはじめ、牡丹、菊、松などの吉祥文様を黒基調に大胆に彩りました。 また、梅や紅葉、松文様の中に小花をあしらい、全体を調和させるよう仕上げました。 お召しいただくとより一層美しさが増す、晴れの日にふさわしい花嫁衣裳ならではの逸品です。
利久紋付
漆黒に染め上げた利久紋付はジャガードの織模様が密やかな光沢を湛え、高級感が漂う一着です。 絹糸を二度染めることで、無彩色でありながらより深みのある黒を実現しました。 裏地に用いた「千歳緑」は永久不変の象徴として特別な存在であり、吉事には欠かすことのできない常緑樹「松」の色、そして決して変わることのない新郎様の決意を表しています。
黒曜紋付羽織袴
季節に関係なく男性の第一礼装としてお召しいただける、黒羽二重地の紋付です。 日向五つ紋を白く染め抜いた長着に縞柄の袴を合わせ、同じく染め抜き日向五つ紋の入った羽織をはおる姿が最も格が高いとされています。 貫禄のある立派ないでたちが晴れの日にふさわしい逸品です。
緑刺子紋付袴 緑ぼかし銀縦錦華
風合いのある刺子織の紋付に、深緑のぼかしを入れた袴を合わせたモダンな装いです。 長着と羽織にはそれぞれ日向五つ紋を配しています。 格調ある美しい色目の紋付が新郎様を凛々しく華やかに演出します。
白 百花裂取紋(赤裏)
人気の色打掛「百花裂取紋」を艶やかな緞子地に昇華させた白無垢です。 百花爛漫な四季の花々には紗綾形・七宝・三重菱・麻の葉など、小紋調のデザインを配し、古典柄の可愛らしさを表情豊かで清雅な印象に仕上げました。 美しく華麗な赤裏が凛とした佇まいを演出します。
朱赤 吉祥檜扇の舞
多彩な色糸で華麗な文様を織り上げた錦織の色打掛です。 40種類以上の色糸を用いて、優美な曲線を描く流水や優雅に舞う檜扇、大輪の牡丹咲き誇る豪奢な花車の古典柄を新鮮に甦らせました。 柄を奥に控える「細かとじ織り」と存在感を持たせた「模様とじ織」の技法を織り交ぜて、錦織の重厚感はそのままに柔らかな印象を添えました。 朱赤と、千年の樹齢を保つことから長寿の象徴とされる松の緑が鮮やかに映える様子は、この上なく典雅な雰囲気です。
赤 百花華まり
大輪の牡丹をはじめとする花々や可憐な鞠で埋めつくした、深みのある赤地が上品な色打掛です。 寿ぐ心を込め、贅沢にあしらった金糸で格調高さ表現しました。 伝統美とモダンな美しさを調和させた百花繚乱の柄行きは、現代を生きる女性にふさわしい重厚感のある華やかな逸品です。
若竹ぼかし 四季花集雅の宴
優しげな若竹色から鮮やかで生き生きとした深緑までをぼかしで繊細に表現した色打掛です。 祝宴に華やぎを添えるようにと祈りを込め、さまざまな色調の美しい花々が満開に咲き誇るイメージで、上品かつ丁寧に織り上げました。 帯山には雅やかな花車を施し、後ろ姿までも美しく彩ります。
手刺繍 浅黄 四季の響宴
柔らかな縮緬(ちりめん)の風合いを大切にした、花嫁様を優しく包み込むような浅黄の色打掛です。 多彩な刺繍を駆使し、色どり豊かに仕上げました。 金彩きらめく毬を彩る四季花は濃淡をつけた色糸の平刺繍で息を吹き込み、ふっくらとぬくもりのある相良刺繍で華やぎを添えました。 刺繍の贅が織りなす調べにのせて、心はずむ柄行きは、花嫁様を若々しく可憐に演出します。
本唐織 能衣草木花丸茶袋文
手間を惜しまず、時間をかけて丁寧に仕上げた本唐織の逸品です。 深みのある優しい色合いが特徴である草木染の糸を用い、手機で織り上げた色打掛は、地紋に本金箔で青海波文様を織り上げ、 格調高く個性的な茶袋をポイントに、花丸文や牡丹が華やかに彩り、奥行きを感じさせる豪華な仕上がりです。 鮮やかな発色の淡い珊瑚色のふきが全体を柔らかくまとめた、人の手のぬくもりを感じる艶やかで上品な花嫁衣裳です。
吉祥格天井錦繍絵文様
これまでの縁を大切に、1年以上の歳月をかけ製作された逸品は、残すべき日本の伝統技術や色彩、匠の知恵のたまものです。 ひとつとして同じ柄のない荘厳な格天井文は「染」「織」「縫」の伝統技術をあますことなく凝縮し、一枚の絵画のような総絵羽文様で織りあげました。 まさに日本の伝統技術の贅を尽くした色打掛です。
黒 絞り桜花吉祥文様
本疋田は、熟練された職人の手により、生地をひとつひとつ絹糸で括るという作業を何万回も繰り返すことにより生まれる美しい絞り染めです。 2年という長い歳月を費やし、時間と手間、最高の技術が必要とされるもので、熟練された技術が発揮されます。 肌触りも良く、纏う人の体に美しくなじみ、柔らかな表情に魅せてくれます。 黒地の部分には、色どり鮮やかな宝尽くしや松・竹が映え、 花嫁様らしい華やかさや可愛らしさを演出します。
黒 手刺繍熨斗麗華寿文
幸せへの願いを一針一針にこめて作り上げられた、大変豪華な手刺繍の色打掛です。 菊、枝垂桜、牡丹、藤、菖蒲など四季折々の花は、美しい濃淡で刺繍され、光沢豊かな西陣織の黒地に華やかに浮かび上がります。 大胆に配された大菊は、中央は金駒刺繍、伸びやかな花びらは平刺繍で疋田鹿子文を表現しました。 熨斗は、刷箔を施し咲き誇る花々からのぞく様が、打掛に華やぎを添え重厚感を与えます。 手間と時間をかけた手刺繍ならではのぬくもりを感じさせる逸品です。
本唐織 葛家草花文
萩、菊、竜胆(りんどう)など秋の草花の色合いを彩りゆたかに、一越一越、匠の心を織り込んだ逸品です。 あたかも刺繍のように自在に色糸をとりかえて文様を織り現す唐織の技法を用い、しばらく目を凝らさなければ、確かにならないほど細やかにつまった文様を丁寧に 織り上げました。 また、織地は、段変わりに草木の色で染め分け、はんなりとした優し さやぬくもりを感じさせてくれます。
本唐織 クリーム/紺 葛家草花文
本唐織 葛家草花文の柄ゆき、手法をそのままに織地をはんなりとした優しさを感じるクリームと気品ある紺の〆切へ昇華した逸品です。 あたかも刺繍のように自在に色糸をとりかえて文様を織り現す唐織の技法を用い、しばらく目を凝らさなければ、確かにならないほど細やかにつまった文様を丁寧に織り上げました。 対照的な配色の〆切が繊細な柄ゆきを表現した匠の技術を一層際立たせます。
本唐織 鬘帯露芝春秋錦文
完成までに一年以上の歳月を費やし、花嫁様の幸せを願い、心を込めて織り上げた逸品。 薄納戸(うすなんどいろ)、薄黄色など、段変わりに草木の色で染め分けをし、絵柄をつける緯糸には26種類の異なる色を使い、彩り豊かにほんのりとした優しさや温もりを感じさせます。 能装束でも用いられる露芝の文様には生命の源である水(露)とそれを受けて大地を豊かに包む芝という生命の息吹のイメージを重ね、そこに四季折々の草花が美しく咲き誇る様子を表現しました。
本唐織 松竹梅飛翔文
構想から完成までに一年以上の歳月を費やし、花嫁様の幸せを願い、心を込めて織り上げた逸品です。 初代山口成三郎氏によって作られた意匠を元に、飛び鶴の向きや大きさ、割付け文様のバランスなど現代の花嫁様にふさわしい文様です。 七宝と亀甲の割付文様の構図と箔使いで立体感を表現しつつ高級感を演出しました。 地色も打掛では珍しい利休茶を織地の経糸にし、彩り鮮やかな絵緯を用いて鶴や松竹梅などの吉祥文様をより立体的に織り上げました。 能装束作りで培った独自の唐織の技法を使うことで、着心地にも配慮した軽い仕上りにな っているのもお客様へのおすすめポイントです。
本唐織 青藍唐草桐笹文
能装束に用いられた意匠を熟練の職人が培った技で丁寧に織り上げた逸品です。 経糸には深みのある青藍色を、緯糸は文様の桐や笹、唐草を美しい光沢の絹糸42色を用い、彩り豊かに表現しました。 贅沢にも本金箔で表した笹文のアクセントが上品で艶やかな光を放つ格調高い打掛です。 本金箔を作るための材料である和紙や漆は、ともに高品質にこだわり一枚一枚手作業で仕上げました。 いにしえから受け継がれてきた意匠に、鮮やかな色彩で表現した文様は、現代の花嫁の晴れの門出にふさわしい華やかな印象です。
緑 百花裂取紋
多彩な色糸で文様を織り出す錦織だからこそ表現できた、大胆な裂取構図の色打掛です。 百花爛漫、四季の花々にはサヤ型・七宝・三重菱(みえびし)・麻の葉など、小紋調のデザインを配し、古典柄の可愛らしさを表情豊かに表現しました。 鮮やかな柿色とはんなりとした萌黄色のやわらかい色調に、撚りを強くかけた金糸で、立体感を出しています。 色掛下を合わせることで、季節の色襲(いろがさね)を楽しんでいただける色打掛です。
赤 翔鶴庭園文
女性を美しく魅せる「赤」に彩られた庭園風景は日本庭園や神社・仏閣の風景に溶け込み、1枚の絵画のように花嫁の美しさを引き立てます。 金糸で織り込まれた京都御所の庭園を思わせる風景文様と、伝統的な吉祥文様を重んじて、色鮮やかな四季折々の花を五彩に託しました。 清らかな水辺に渡る橋は新しい出会いの象徴。 美しい小付けの柄に調和のとれた色彩で魅せる上品で可愛らしい色打掛です。
牡丹裂取華紋
多彩な色糸で文様を織り出す錦織だからこそ表現できた、大胆な裂取構図の色打掛です。 文様にはだるま糸を用い、唐織のふっくらとしたボリューム感が特徴。 裂取りには花菱亀甲・菊立涌・麻の葉などの割付文様を配し、ベースを古典柄の可愛らしさとはんなりとやわらかい色調にまとめました。 また、牡丹と華紋を明るい色調で華やかに配し、現代に合わせた配色です。華紋は、簡略して意匠化することで、モダンにアレンジしました。 胴裏には紗綾形の地紋入りの赤地を合わせ、全体を花嫁様らしく艶やかに引き立てます。
淡紅藤ぼかし 四季花集雅の宴
「若竹ぼかし 四季花集雅の宴」を人気の配色に置き換えた色打掛です。 色は、淡紅藤(うすべにふじ)と高貴な印象の紫をぼかしで表現しました。 図案は、総紋丈で花々の咲き誇る様が織り上げられ、帯山には雅やかな花車が施され、花嫁様らしい華やかな逸品です。48色以上色彩の柄が洋々たる様が特徴です。 また、カラー金糸に砂子を巻いた色糸で、パステルトーンに輝く牡丹を表現し、現代の花嫁様にお召しいただきやすく仕上げました。 裾に向かっての観世水文が、古典柄の格調高さを演出してくれます。
川島織物 白 飛鶴瑞雲文
島織物ならではの大らかな柄行きを最高ランクの絹糸で織り上げました。 未来永劫続く幸せの願いが込められた青海波、良いことが起こる兆しに表れるという瑞雲の中を、両翼を広げて飛翔する美しい鶴の姿が印象的な意匠が花嫁様の門出を祝福します。 ほのかに煌く金色の地色に糸の撚りを弱くした色糸を丁寧に低速で織り上げ、まるで手刺繍のようにふっくらした柄が際立ちます。 古典的な柄行に、はんなり華のある彩りの四季の花々の美しさが目を惹く逸品です。
桐竹鳳凰 桐竹鳳凰
広島厳島神社に伝わる舞楽装束の文様を表現しました。 丁寧に時間をかけて手織りされた桐竹文様は、能衣裳の風格を感じさせます。 柄に立体感を持たせるために、ダルマ糸と呼ばれる高価で希少な絹糸絵緯として使用しています。
黒地 裂取華紋
錦地、引箔、金泥、本金糸を多く用いて織り上げました。 上杉家伝来の胴服の構図を使用したもので、現在の抽象画を見るような胴服は、分割された縞になっており縞の中がさまざまな切子型の織物の断片をはめこんだ形です。 対比、対称の見事なバランスから成り立っており、数々の蜀江文様をこの中に散らしています。 織の中には本金箔(1600mm/四方)と、金泥、本金糸を使用した豪華な装いです。
〆切松竹梅花菱文
牛首紬を黒・黄・朱の3色の〆切り段に染め上げました。 染め色と他2色への糊伏せを3度繰り返すことにより、表地の染め上げを完成させます。 柄付けは、一面に鶴亀や松竹梅など、江戸時代の礼服用に用いられた文様を色彩やかな細かい刺繍で表現しました。
茶枝垂桜花車文
牛車の車輪を図案化した文様の上に季節の異なる花車を配し、縁起の良いものとされ、愛されてきた扇を散らしました。 扇のベースには、金箔を施し尾が長く美しい姿の尾長鳥や秋草、そして網代、市松、綾杉文等の幾何学文を配して動きのアクセントをつけました。 全体の仕上がりは高台地蒔絵をイメージして、セピア地に枝垂れ桜をゴールドシルク糸にて引箔、金糸濃淡などで深みを出した織物の上に花車や扇を唐織風に手刺繍で丹念に仕上げています。
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